RECASが参画する「東海村産業振興ビジョン実現に向けた連携・協力協定」を締結

2026年9月30日、茨城大学は、東海村、日本原子力研究開発機構(JAEA)、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、東京大学とともに、「東海村産業振興ビジョン実現におけるイノベーション創出及び人材確保・育成に関する連携・協力協定」を締結しました。

東海村は、2025年3月に「東海村産業振興ビジョン」を公表されました。東海村には、JAEAやJ-PARCをはじめとする研究基盤、大学、関連企業が集積しており、我が国有数の研究開発拠点として発展してきています。本協定は、これら東海村における国内有数の研究開発基盤や人的資源を活用し、イノベーション創出と人材確保・育成を推進することを目的としています。特に、原子力・量子線科学技術や次世代エネルギー分野を中心として、各機関が有する研究成果や技術シーズ、人材を結び付け、「研究×産業×人材」の連携によるスタートアップの創出・誘致、研究成果の社会実装、地域産業の活性化に向けた取組を掲げています。

原子科学研究教育センター(RECAS)は、本協定締結に向けた茨城大学側の担当窓口を担っています。これまで原子力・量子線科学分野を基盤とした研究・教育・地域連携を推進するセンターとして、学内外の研究者や学生、研究機関、企業、自治体との連携を深めてきました。また、茨城大学では理工学研究科において原子力・核融合分野の高度専門人材の育成事業も開始することになりました。本協定を契機として、研究成果の社会実装や産学官連携の推進、および強化される人材育成を通した東海村および地域社会の発展に より一層貢献していきます。

今後、本協定に基づき設置される「東海村スタートアップ支援施策基本計画策定協議会」では、東海村、JAEA、KEK/J-PARC、東京大学、茨城大学の5者が連携し、スタートアップ支援施策や人材育成施策の具体化に向けた基本計画の策定を進めます。RECASは、茨城大学側の実務窓口として、東海村発のイノベーション創出と地域課題の解決に向けた議論と企画立案に参画してまいります。

岩佐和晃センター長コメント

「東海村には、原子力・量子線科学をはじめとする世界トップレベルの研究資源と人材が集積しており、茨城大学もRECASを拠点にこれらの分野の研究教育に力を入れ、機関間連携を深めてきました。これらの実績を活かし、本協定に基づく東海村との協力に積極的に関与することで、5者それぞれの間でwin-winの関係を築けるよう、努力を続けてまいります。」


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