ごあいさつ

 茨城大学は2024年4月1日、東海サテライトキャンパスを拠点とする、原子科学研究教育センター RECAS (Research and Education Center for Atomic Sciences)を開設します。2050年のカーボンニュートラルに代表される未来のエネルギー技術や原子・物質・生命の科学を融合的に推進する「原子科学」を目指す先進的研究拠点です。
 エネルギー源としての次世代革新炉に関する技術開発、放射線の生命への影響に関する安全安全技術向上、中性子や放射光に代表される量子線の先端的利用による物質・材料科学を柱に据えます。さらにこれらの部門をまたいで研究課題や施設群の融合によるシナジー効果を引き出し、研究教育の方向性や地域への貢献を統括する機能も持ちます。茨城大学が連携協定を締結しているJAEA, KEK, J-PARC, 東京大学等が隣接する茨城県および東海村での地の利を生かして、原子が持つポテンシャルを引き出す社会貢献に取り組みます。そしてこれらの研究課題や施設群の融合によるシナジー効果を引き出して原子科学の社会貢献を目指します。

センター長 岩佐 和晃

組織概要

名称茨城大学 原子科学研究教育センター
RECAS: Research and Education Center for Atomic Sciences
所在地〒319-1106 茨城県那珂郡東海村白方162番地1 いばらき量子ビーム研究センター内
設立日2024年4月
連絡先029-287-7871
センター長岩佐 和晃
所属教員数18名